金井 聡カナイ サトシ
リプロ入社 2014年
リプロに入社した経緯
リプロに入社するまでは、介護福祉の仕事をしていました。
35歳になって、自分にもまだ何かチャレンジできるのではないかと考えていた時に、大型運転免許を持っていたこともあり、リプロの社員さんから声をかけてもらったのがきっかけです。
0-1年目の仕事内容
全くの業界未経験で、実は建設機械にも触れたことがありませんでした。
入社した初日は、新座営業所の裏のヤードで、重機を操作して、重機ってどういうものなのかを知って、まずは重機を扱えるようになることから始めました。その後、回送車の重機やアタッチメントの積み下ろし作業を、まずは見て、そして自分でやってみたりしました。
実際に回送をやっているドライバーの隣に乗せてもらって、現場までついて行ったり、帰りの重機やアタッチメントが何も載っていない大型車を運転させてもらったりしました。
二週間ほどで独り立ちして、その後は自分一人で回送を行っていました。
狭い道路に回送車を通した時に、通りすがりの歩行者に拍手をしてもらったり、時間通り、事故なく、無事にお客様の現場に、重機を届けられることが楽しかったです。
車を運転することが元々好きだったので、この回送をやっていた一年は、覚えることが多くて大変だったのですが、振り返って見ると楽しいことばかりでした。回送の仕事は、やる気と免許さえあれば、未経験でもチャレンジできると思います。
2-3年目の仕事内容
回送業務を一年ほどやっていたところ、人と話すのがやっぱり好きだと再確認して、より多くのお客様と接することができる、建機レンタルのフロント業務に移りました。
フロント業務とは、お客様から依頼された建機やアタッチメントを、整備をしたり、修理をしたりする社内調整や、お客様との連絡のやり取りを行う仕事になります。
最初は、建機で使われる名称が多く、お客様が何を求めているのかが、わからなかったです。建機と言ったり、重機と言ったり、ユンボと言ったり、はたまたバックホーと言ったり。アタッチメントも種類が多く、小割、大割、ブレーカー、パクラー、クラッシャー、ジャンボ…と言った名称を覚えることから始めました。
建機のフロント職は、「この人に任せたら安心だ」と思ってもらえるかがとても大事だと考えます。
そのためには、とにかくレスポンスの早さを意識しています。
お客様は、急な現場の段取りで困って連絡をしてきてくれるので、できればすぐその場で対応をしてあげて、少なくとも30分以内に対応することで、お客様には待たせないということが大事です。電話やメールのやり取りだけではなく、最初は自分の顔を覚えてもらうために、ハガキを送ったりしたこともあります。
そして、レンタルだけでなく、重機本体やアタッチメントの販売も行い始めました。
販売をすると、お客様が自分の機械を持っているという喜びに立ち会えるのが、何よりのやりがいです。販売して終わりではなく、修理やその後のアフターフォローもありますので、関係はその後も続いていきます。
4-5年目の仕事内容
未経験からリプロで仕事を始めて、入社4年で課長となりました。
実は課長となってからも、仕事内容は2年目の主任の時からリプロの建機レンタル、販売の顔として動いていたので、もちろん責任は大きくなりましたが、特にこれが変わったというのはありませんでした。
ただ、社員の模範になれるように、行動することを意識し始めました。
責任が大きくて辛いことももちろんありますが、みんなの前では冗談を言って楽しく仕事をするようにして、課長だから意見が言えないとかにはならないように、何でも相談できるような関係性を社員と作ることを心がけております。
そして、お客様との関係性をどう作っていくのか、よく考えるようになりました。
お客様との関係で大事にしていること
レンタルするにも販売するにも、お客様に迎合はしないようにしています。
レンタルしてあげているから解体屋が偉いとか、産廃を捨ててもらっているとか産廃業者が偉いとか、昔はあったかもしれませんが、最近は、関わる業者の方々全て、みんなで協力して、一つになってやっていくというのが大事だと感じています。
「できないことは、できない」と言う。
時には、お客様と喧嘩もする。
それで良いと思います。
お客様が本当に求めていることを、しっかり提案してあげられるように心がけております。
仕事を生きがいにしながら、社員が安心して楽しく働けるように
これまでの人生の自分の夢は叶っていて、だいぶ満足はしていて、あとは、怪我なく、笑って過ごせたらいいなと思っています。
リプロでは、仕事はやったらやっただけ、会社は認めてくれます。そして、頑張った社員にはさらに評価されやすいように、社内の評価制度を整えています。
仕事は生きがいだけれど、昔みたいに朝早く会社に来た人が偉い、夜遅くまで残業する社員が偉いなどといった価値観は違うと思っています。
時代の変化によって、解体の仕方、重機、使うアタッチメントはどんどん変わって来ています。そんな時代の変化に対応できるように、一早く新しいものをキャッチして、お客様に提案できるように、広めていけるようになりたいです。
そして、働く社員がみんな笑顔になって、楽しく働ける場を作っていきたいです。
リプロの経営理念である300年続く企業になるためには、どんなことが必要か
リプロは、経営理念に300年続く企業になると掲げています。そんなリプロでは社会貢献やSDGsの活動に力を入れています。
解体業、レンタル業だけでは、300年続く企業になることは、難しいと思います。
ですので、今リプロがやっているSDGsとなる社会貢献事業、新座事務所の地域の防災基地化などはとても大事なことだと思います。常にお客様に選ばれ、社員が楽しい気持ちで仕事ができる会社でいられるように、これからも頑張りたいです。
どんな人がこの仕事に向いているのか
建機フロント職は、スピーディに対応できる頭の回転が速い人や、段取りを頭で整理することが得意な人、そして何より人と話すのが好きな人が向いていると思います。
私は、入社時にリプロに誘ってくれた社員さんが、責任者として毎晩遅くまで残って仕事をしているのを支えたくて、右腕になりたいと入社しました。ところが、いきなり2年目の主任からレンタルも販売も全て自分が担当することになって、最初は不安がありました。
建機を詳しくわからないままスタートしましたが、自分を支えてくれたのはお客様でした。一から仕事を教えてくれたのもお客様でした。常に、お客様に感謝の気持ちを持って、そして、若者と一緒に向上心を持って仕事をしていきたいです。
建機レンタル部では、回送ドライバー、整備士、溶接工を募集しています。
皆様からのご応募、楽しみにしております。